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ロスカット

FXに限らず、金融市場での取引で最も重要といわれているのは、ロスカットと呼ばれるものをどれだけ精密に、そして正確に、迅速に、確実に、丁寧に行えるかという事に尽きます。このロスカットが出来ない人は、はっきりいってあらゆる金融取引に向いていません。逆に言えば、しっかり見切りができる人は、取引を有利に進めることができといえるでしょう。FX用語として名を連ねるロスカットですが、株取引などでもこの言葉は使われるので、何もFX用語限定、というわけではありません。ただ、株取引等では損切り、という言葉の方が多く用いられます。意味は同じなので、損切りもFX用語なのですが、FXではロスカットという言葉の方が多く用いられる傾向にあるようです。株取引とFXにおけるロスカットの概念の違いというものも、多少あります。
株の場合は、ロスカットは基本的に自分で決めます。やってもやらなくてもOKということです。自動で行う為には、注文によって、いくらまで値を下げた時に売る、という注文方法があるので、それを利用する事になります。最近では複合的な注文方法が増えており、いくらまで上がった場合は売って、いくらまで下がった場合も売るという、理想と現実を両方同時に追いかけられる事が可能となっていますが、義務的なものとしては存在していません。一方、FXのロスカットは、ほぼ強制的に施行されます。もっとも、そのライン、すなわちいくらまで下げると売りポジション移行、というのは、各自で決定できます。ただ、FXの場合はロスカットありきでの取引だと考えてください。この点が、FXが不況においても初心者が手を出しやすい取引であると言える理由の一つです。

資金ショート

FX取引をする場合、必ずしも儲かるかというと、そんな保障はありません。これはあらゆる金融取引において言えることです。場合によっては、購入した通貨が値下がりしてしまう事もあるでしょう。そんな状態になった場合は、いつその通貨を手放すかが問題となるのですが、現在所持している通貨を決済する前の状態で、損失が出ている状況の事をFX用語で「資金ショート」と言います。現在のポジションではマイナスとなっており、更には取引保証金に対して割り込んでしまっている状態の事を、「資金ショート」と読んでおります。
パーティードレス

 

こういった状況が進行すると、現在の証拠金では足りなくなり、新たな証拠金を追加しなくてはならなくなります。それをFX用語で「追証」と言います。
この「追証」は、まず資金ショート状態になり、次に損失が進むと金融会社からその消費者に向けて連絡が行き、その後追証という流れになります。

この連絡の事を、FX用語で「マージンコール」と言います。流れを総括すると、まず「資金ショート」、次に「マージンコール」、そして「追証」となります。

 

FXにおいて、資金ショートを全く経験しないという事は不可能です。というのも、どのような通貨であっても、上がる日があれば下がる日があります。
全て上げるという事はありえません。その為、大事なのは、資金ショートになった場合の対処法です。ここで重要になってくるのが、ロスカットという概念ですね。このロスカットをどのように設定しているかというのが、非常に重要になってきます。

空売り

FXが不況に強いと言われる所以は、空売りが大きいかと思います。空売りというのはFX用語の一つで、実際に持っているわけではない通貨を証券会社に借りて売り、その通貨を後で購入して返す、という一連の流れの事です。FX用語以外にも空売りという言葉は使われますが、FX用語として使われる事が最も多いですね。空売りの最大の特徴は、今後値が上がる通貨だけを探す必要がなく、下がる方を探せるという点です。現時点で割高感のある通過を借りて売り、その通貨の価格が下がったところで購入し、返す。これで利益が得られます。通常の売買シグナルでは、通過の価格が安い時に買って高い時に売る事で利益が出るので、市場が低迷したら当然損失が出てくる可能性が高いのですが、空売りというシステムがある事で、不況下であっても利益を狙えるのです。これが、FXが不況に強いメカニズムと言えるでしょう。

 

ただ、一見簡単なように思えるから売りですが、実は意外と難しかったりします。割安感のある通貨を探している時は、ほとんどの通貨が値を下げてしまうような印象があり、空売りなら儲けられるのに、と思ったりしますよね。しかし逆に空売り目線で割高感の通貨を探す場合は、ほとんどの通貨が値を上げてしまうように感じてしまったりします。それは、自分にとって利益の出る動きばかりを追ってしまうからです。人間、欲を抑えるのは難しいものです。そこで適切な判断ができるというのは、かなりFXがうまい人といえるでしょう。